器用さとは手先が良くきき、細かい仕事を上手く処理することで、スポーツ種目によっては、かかせない要素です。脳から送られた指令が腕-指先に伝わり、どういった動きをするのか、イメージ通りに動くと思いがちですが、実際はそう簡単にはいきません。今回はそういったチェックについてご紹介しています。
足部は歩行や運動時に唯一地面と接している部分で、荷重や重心をとる時には、大切な情報を身体へ伝えていきます。足首はたくさんの骨や靭帯、筋肉が関わり、繊細な動きをしています。
それ故に、足回りはしっかりとメンテナンスしておきたいところです。
魅力的な背中!背中を見ただけでその人の心の状態、背景までわかる!そんな話を聞いたことはないでしょうか?精神的に落ち込んでいると姿勢が悪くなり、背中が小さくなっていり人がいます。背中は頭蓋骨から骨盤に至るまで脊椎を中心に関わる筋肉が多数あります。柔軟チェックでは首側屈やバンザイをして可動域をみて行きます。下肢を正座、長座、開脚でも硬くなっていくことで筋肉同士が癒着して動きにくくなり、それを腰部や腕を動かすことで筋肉同士の癒着を取り、ねじれをとっていく方法をお伝えします。
スポーツ現場において怪我はつきものです。怪我をする選手がいる限り、医療とスポーツ現場は切っても切り離せない関係にあります。Bright Bodyでは、現場におけるネットワークづくりを進めてきました。医療との連携によって、正確な判断の下競技復帰に向けて取り組んでいくことができます。
膝の傷害である「膝蓋骨軟化症」は、内転筋が弱い選手に多く見られる傾向にあります。スポーツ現場で内転筋の筋力を簡易に測定する方法や、ひざ下の動きのチェック方法などをご紹介しています。現場では、こうしたチェックを用いて筋力のバランスを確認し、早期に怪我の予防を進めていくことができます。
膝を柔らかく使うには腰・股関節のつながりが必要です。選手はそう言われてもピンと来ないかもしれません。コンディショニングをする時には、選手自身に必要性を感じてもらうことが大切です。コンディショニングをする前後でチェックを行えば変化が明確になり、コンディショニングを行う方が動き易くなると選手自身が感じることができれば、取り組みが良くなります。
第57回はバイオメカニクスの専門家、小林佐智氏に野球、ゴルフ等の動作についてスライドを使い、実際にお話ししていただきました。投球フォームの修正はコーチの役割ですが、トレーナーとして身体の使い方を改善し、無理のない投球フォームにすることが役割になります。
剣道の動きの中で、腰を据える、腰を入れるという表現で技術指導をされています。面を打つ、胴を打つといった動きは脚を踏込んでいきます。その時に、踏み出した脚の股関節に脚が乗っている状態が腰を据える、腰を入れるという状態であると説明されています。踏み込んだ時の軸脚の太もも裏側や内側の使い方がポイントになるそうです。踏み込んだ姿勢を作り、下半身を踏ん張ろうと膝を内に入れすぎると、逆に力が入りにくくなります。
今回は「腰を入れる」ということに焦点を当ててお話を進めていきます。腰を入れるにあたって、前屈やバンザイ、上体そらしなどのチェックを行い、腰や股関節のコンディションチェックを行います。そこから、今回は腰の周辺の筋肉をほぐすということを行いました。実際に腰周りの柔軟性が高まってくると腰が入りやすくなってきますので、是非体験してみてください。
股関節は、骨盤と大腿部を連結していて、動きとしては、屈曲、伸展、内転、外転、内旋、外旋の6方向へと動く関節です。
股関節の動きについては、前屈を行ってもらい、突っ張りのでる部分と、つま先を正面・内側・外側に向けて前屈する事で、どの向きで突っ張るかによって、内側であれば腰ひけ、外側であれば腰抜け、片側では、股関節や腰の捻れといった動きの問題がでてきます。
この回は部位別のコンディショニング「肩」と言うテーマでアメリカ大リーグ(マイナーリーグ)のコンディショニングの現状について、マイナーリーグのトレーナーの中務正幸氏にお話をしていただきました。普段はなかなか聞くことの出来ないアメリカでのコンディショニングの実際の話を聞かせていただきました。