交流分析とは、アメリカの精神科医で合うエリック・バーン博士によって創案された交流や行動に対する理論を応用した心理療法です。交流分析を使えば心理療法の根幹と言われる精神分析を誰でもたやすく学び、活用することができます。
「心・技・体」の3要素を総合的に高めることが非常に重要であると、考えておられる指導者の方も多くいらっしゃると思います。その中でも「心」が体のパフォーマンスとしてどの程度影響を及ぼすのかを、参加者の皆さんに見ていただきました。
フットワークは、日々のトレーニングなどで身につけた能力をパフォーマンスとして活かす為に欠かせないものです。実際、スポーツ現場では多くのフットワークが行われています。
ブライトボディでは、フットワークの基本を①バランス、②ステップ、③体重移動の3つの要素で考えます。
良い姿勢とは、いったいどういった姿勢でしょうか?「姿勢」という字は、勢い(いきおい)ある姿(すがた)と書きます。勢いある姿とは、人として力強さ、迫力、魅力などを感じる姿勢ではないでしょうか。我々はフィジカルキャパシティチェック体力測定を行い、柔軟性や筋力から姿勢の歪みやバランスを見ています。
スポーツの世界ではよく心・技・体が重要だということが言われます。この「技」とは実際の動きのことです。今回は、体幹と下半身のつながりを中心にチェックしていきました。まず両足で立った姿勢から片足立ちになった際に、どの程度左右に重心が移動するか、というチェックを行いました。このチェックでは足を少しずらしてチェックするだけでも重心の移動が変化します。
体幹と上肢のつながりを見るチェックとして、床に体側面をつけて寝転がれるかどうかをみます。寝転がれない場合は、肩甲骨のポジションが良い位置にありません。また、筋力面のつながりとしてバンザイ背筋では、お尻を絞めて内転筋から腹筋に繋がり上肢とのつながりも出てきます。
2006年5月 68回メジャーリーグのキャンプ報告/ストレッチの考え方
ストレッチとは、本来何をすることでしょうか?「身体を温める」、「可動域を広げる」、「動きやすくする」など、どれも正解です。しかし、実際にはそれを感じながらできていないことが多いように思います。同じ動作をしても個人によってストレッチ感を感じる部分は異なります。コンディショニングを行う際のポイントは「やりやすい方から行う」ということです。
2006年4月 67回新入生のフィジカルトレーニングについて
新入生の最初の取り組みとしてフィジカルキャパシティチェックを行っています。まずそこでアンケートより怪我の既往歴をチェックします。また、柔軟性や筋力などの項目をを5段階で評価し、3の評価を「基礎体力レベル」としています。
嵯峨相撲スポーツ少年団代表田中伸明氏に相撲の基本動作を説明してもらいながら体験しました。蹲踞(そんきょ)、伸脚(しんきゃく)、四股(しこ)の動作やポイントを教えて頂きました。脇が甘くなる、あごが上がる、肩に力が入るなど他の競技でも指導者から選手に対して言われていることと共通している動作の課題を相撲の動きから教えて頂き、参考になるヒントを頂きました。
成長期には、骨の成長に筋肉が追い付かず、障害の発生リスクが高まります。また、膝の外傷には性別による差や、身体的特徴(関節弛緩性など)によっても受傷因子や発生リスクが異なってきます。そのため、筋力と柔軟性のバランスや、怪我をしないための姿勢づくりが重要となります。
「肩甲骨の動き」ということを考えたときに、様々な要因が動きやすさ、動きにくさに関係してきます。スポーツ現場で選手の「動き」を観察する視点として、
・関節可動域(柔軟性)の要素
・筋力的な要素
・その他の要素(立ち方や姿勢等の下半身とのつながり)などがあります。