自分の身体のくせを知っていますか?例えば首、左右どちらに向きやすいですか。また、自分の感じた方向と誰かに客観的に見てもらった方向とは一致していますか。他にも腰ねじりやすさや柔軟性の左右差、各関節それぞれの硬さなど、なかなか自分では気付きにくい身体の特徴を客観的に評価しているのがフィジカルキャパシティチェックです。
2000年11月 4回 心身の距離
目を閉じて100歩、その場で足踏みしてみます。元の位置からどれくらい移動していますか。自分ではその場だと思っていても実際はずいぶんと離れていたりします。自らのイメージと実際の身体の動きとのギャップ、これを小さくしておくことはメンタルトレーニングの準備でもあります。
体幹、というとどこをイメージされるでしょうか?ブライトボディでは腹筋背筋はもちろん、股関節も体幹として考えます。腹筋や背筋のメニューは無限にあります。あるやり方だけでなく色々なやり方でやることで様々な筋力が鍛えられますし、パフォーマンスのにおける課題を改善することができます。
肩の柔軟性のチェック種目としては、バンザイ(肩の屈曲)と結帯(肩の内旋)の2種目があり、これらの柔軟性を維持することで、ある程度の肩の傷害を防ぐことができます。結帯だけ、バンザイだけで評価するのではなく、両種目とのバランスでその選手に必要な部分の柔軟性改善に取り組む必要があります。
スポーツネットミーティング第1回は2000年(平成12年)7月でした。スポーツ指導現場における悩みや疑問を出し合い、種目や専門を超えて交流していこうという趣旨のもと開催されました。医療と現場が交流できる場であり、お互いの思いを理解し合うことで、新しいかたちのスポーツ文化を発展させたいとがんがえて、原邦夫ドクターのご協力のもと、当時、学際研究所附属病院リハビリテーション室で開催されました。